■来院時の症状

• 1ヶ月ほど前から左臀部に痛みとしびれ、左膝の外側に痛み
• 慢性的に首～肩にかけて痛み
• 長時間座っていたり、仕事柄しゃがむ姿勢が多いので　しゃがんだ姿勢から起き上がる(伸ばす)と左の臀部と膝に痛みが出る
• 特に夜寝てて朝起きる時が一番辛い。
• 首から肩にかけての痛みは仕事を始めた4年前からずっと痛い。
• 腰も慢性的に痛い。 

■検査・原因分析

• 立位姿勢の時に右肩が特に巻肩になっていて左肩がさがっていました。
• 左の股関節が固く、腰から首にかけての筋肉も緊張していました。
• 前かがみの姿勢が多く、身体をひねる動作が多い事が推測されます。

■施術プラン

お仕事が看護師で夜勤もある不規則な生活により自律神経の乱れを改善するために、全身の血液の循環を良くするための施術プランを立て、
痛い部分だけにフォーカスするのではなく、
関節も動かしながら筋肉の緊張を緩和させていくことにしました。

■経過

1回目：

一番気にされている左の臀部から膝の外側にかけての筋肉の調整を行う。
また骨盤も整えながら肩甲骨の動きをとり戻す施術をしました。
特に腰の付け根に負担がかかっていたため、
自宅で出来るキャットエクササイズをお伝えしました。

2回目:

少し揉み返しがあったものの、
左の臀部から膝の外側のしびれがなくなりました。
ただ、昨日の夜勤の時に左の外側の膝に猛烈な痛みがありました。
首から腰に掛けて右側の緊張が強かったため、
全体のバランスを取りながら股関節の可動域を上げていきました。
そして左の股関節の緊張が強かったため、
自宅でできる股関節エクササイズをお伝えしました。

3回目:

揉み返しはなくなり、良くなってきたが、
左の臀部のシビレが再発。
しかし左の外側の膝はだいぶ良くなっているとの事。
首から肩にかけての違和感は引き続きある状態。
その為、自宅で出来る肩甲骨のエクササイズをお伝えしました。

4～9回目:

痛みやしびれに波はあるものの、
少しずつ軽減している事が実感できているとの事。
特に夜勤明けは全身の筋肉が固い感覚がある。
しかし初の3回連続の夜勤という過酷な業務を乗り越える事ができたそうです。

～現在：

身体の状態もだいぶ落ち着いてきたため、
運転免許を取りに行く気力が出てきました。
休みは少なく過酷な勤務は続きますが、
整体で身体を整えながら免許取得に向けて頑張っていかれるそうです。